おじさんの独り言
2008.04.28
ゴールデンウィークがスタート。
今日は60歳最後の日。古き友人山本國丸さんに黄綬褒章(春の受勲)とニュースが目に、おめでとう。彼は北九州のマイスター。これからもともにがんばろう。
さて、GWを前に出張で熊本を訪れた。新幹線・リレーつばめと乗り継いで片道2時間の出張だ。朝、博多に着いたのが8時過ぎ。6番ホームでリレーつばめを待つ。ホームに10人を超えるおじさん・おばさんたち。私と同じ年金族だろうか、リレーつばめを待っている。そんなホームへ快速荒尾行きが滑り込む。ドアが開くと通勤客があふれんばかりにホームを埋め尽くし、階段へ向かう。その様子に横浜を思い出す。元気のある町の顔だ。そして、我がふるさと「小倉」が気になる。「何とかせにゃいかん」と。
博多駅を出たリレーつばめは鳥栖、久留米、大牟田、熊本と筑後の町並みを縦走する。普段、列車での出張は読書をすることが多いが、博多・熊本間の1時間強、車窓から新緑を観察することに。
桜はもう葉桜、変わって、つつじの花が開き始めている。時折、藤の花やハナミズキの白い花も見える。田園地帯では田植えを待つ田んぼにれんげの花がちらほら。ピンクのカーペットまでにいかない。
あっという間にリレーつばめは熊本駅に到着。これまで熊本に数回来ているが車ばかりではじめて熊本駅である。仕事であり、駅前散策もままならず、即、駅前からタクシーで移動。タクシーの横を路面電車が走る。北九州から西鉄電車がなくなり何年だろうか。一瞬、昔にタイムスリップ。
会場のホテルで仕事の準備が完了、一服。そして、考えてみると熊本の思い出は阿蘇山や温泉めぐりばかり。市街地は初めてだと。折角のチャンスであり、熊本城はどこだろうと思いからホテルのチラシを見るとそぐそばにあるようだ。昼食時に足を伸ばそう。午前中の仕事が終わり、昼食時間だ。
昼食場所を探しにホテルを出る。商店街を探すこと5分くらい。熊本ラーメン赤のれんを見つけ、たかなラーメンを注文。とんこつ味のラーメンはどこも美味しい。でも旦過のラーメンのほうが好きだ。
さあ、熊本城を散策だ。案内板をたよりに城を目指す。最初の目に入ったのが加藤清正の銅像だ。銅像の横を城へ道を急ぐ。入場料は500円。城への入り口は数箇所あるようだが、一番近い、はぜ方門から天守閣を目指す。熊本城は茶臼山の築城されたとあり、城内に設けられたいくつもの階段を上がり、天守閣へ。
天守閣の前に本丸御殿がある。熊本城復元の一環で今年の4月に完成、オープンされたばかりの施設だ。パンフレットによれば、5年かけて復元されたもので、地下1階、地上3階、東西78m、南北31m、高さ14.6メートルとある。すごいの一言に尽きる。その後、天守閣にも足を伸ばした。天守閣は6階立て。じっくり見ればもっと発見があったと思うが、昼休みの時間であり、急ぎ足で、のぼり、下る。天守閣からの眺望も素晴らしく、眼下の公園になっている城の広さは広大。先人の偉大さを感じる。
午後の仕事を終え、4時前にホテルを後に。今日に感謝。
4月例会グリーンオニオンの塩ホルモンは美味しかった。
2008.04.03
4月に入りました。桜の花が満開間近。
昨日、2日、友人と「牧ん家」伊勢海老祭りを楽しむ。伊勢海老のお造り、ズワイガニと本当に本当に美味しい料理で満足。マスターの牧野さんに感謝。ありがとう。
さて、今日は区役所に用事があり、歩け歩けで、花見を兼ねて、出掛ける。久しぶりに万歩計をセット、出発。
歩くルートは、南小倉駅から木町を抜け、大手町、スピナ前、年金会館前を通り、勝山公園を抜け、まずは区役所まで、万歩計は2500歩。
区役所で所用を済ませ、小倉城の桜スポットへ。風が少しあるものの、好天でまさに花見日和。早速、満開の桜を前景に小倉城の写真撮影に。ところがどじ踏んで、デジカメの電池切れ、写真撮影はあきらめ、城内を散策。
遠めからも多くの花見客が見える。市役所を抜け、久しぶりに小倉城正門の坂を上る。中学生時代にスキー遊びをした坂だ。その坂も多くの人でにぎわっていた。春休みのせいか、子供連れも多い。あちこちで、バーベキューで酒盛りするグループ、みんな楽しそうだ。青いビニールシートだけの場所もあるが、夜桜の花見の場所取りか。
城内を抜け、八坂神社で健康を祈願。神社を抜け、リバーウォークに到着。万歩計は3500歩。しばし、休息タイムに。屋外のテーブルでスタバのコーヒーを飲みながら、のんびりと過ごす。優雅といえるかどうか心休まるひと時だ。
昼食はリバーウォーク地下のとんこつラーメン。飲み会の帰りに食べる旦過のラーメンと違うがとんこつラーメンはうまい。腹ごしらえが終わったところで、紫川沿いに岐路に着く。
鴎外橋間近でとんびの群れが空を舞っている。20羽はいそうだ。街中でとんびを見るのは何年ぶりだろう。子供の頃はよく見た景色だが、最近では記憶がない。しばし、気持ちよさそうに滑空しているとんびを見やる。
とんびを見たせいもあり、川面に目をやると、いろいろな鳥がいる。岸辺で羽を休めているカモメの群れ、川面をすいすいと進むカモの一家、浅瀬にじっとたたずむサギ、また見たこともない水鳥もいる。紫川の河口に舞う鳥たちにも心が和む。川がきれいになった証だろう。
小倉城の桜も見事だが、TOTO前の桜並木も見ごたえがある。まだ、8分咲きのようだが、夜、提灯がともると幻想的な雰囲気をかもし出し、散策、花見も楽しそうだ。
TOTO前の桜並木を背に貴船橋交差点を右折、木町へ、南小倉を経て、自宅へ。万歩計は6190歩。10000歩には届かなかったが、久しぶりに、うっすらと汗をかく。出来れば、毎日でも歩かねばと思いつつ。
2008.03.19
もうすぐ花見。
あると15周年おめでとうございます。今後、20年、30年と続きますように応援します。
渡辺さん、関門トンネル開通50周年です。いけいけ会は30数年、負けないようにがんばりましょうネ。
3月の例会は珠花でした。そして、朗報が飛び交いました。
一番目はもちろん『あると15周年』です。わが二十歳の誕生祝にと、米さんから[村尾]を用立ててもらいましたが、皆さんの期待に応え、『あると』で封を切りました。貴重な[村尾]を目的外使用をして、米さんごめんなさい。
二番目は牧野さんが会員になったことです。先月の庄太さんに続く入会、みんなで歓迎、今後も切磋琢磨であらゆる分野で汗を書きましょう。ところで、4月~5月、『牧ん家』でイセエビ祭りだそうです。詳細は牧野さんに問い合わせ下さい。
三番目は今夜は最高、おいらは愛甲さんが、3月末に定年を迎えます。長がーいお勤めお疲れ様でした。退職金でパーぁ!とやるときはメンバーへ声をかけてください。愛甲さんは4月から嘱託で博多通いになりますが、会は退会せずに参加してくれます。宜しく!!
四番目は3月末から4月初旬、郷田さんに2番目のお子さんが誕生です。男の子です。おめでとう。義理のお母さんも喜んでいただいたと聞き、安堵しております。でも、義父はかたくなだとか?。
5番目は私の執務場所が小倉になります。約1年間の博多通いは車中、読書が出来、感謝。でも、週一の博多通いは残ります。
さて、前々回の独り言に「叱るを考える」を書きましたが、ようやく、和田アキ子さんの「おとなの叱り方」を読み終えました。期待していたような内容でした。販売数がもう10万部を超えたと聞きます。年齢に関係なく、一読をお勧めします。人として、親として、組織人として、自分自身を見直す良き機会になると思います。
印象に残った点をいくつか書きます。
和田さんは『自分で自分を見失いなりそうになったときは、紙に書いてみるんです。自分の「好きなところ」と「嫌いなところ」を10個ずつ』を提唱しています。私は、好きなところ、嫌いなところ各10個、書ける人はいつも自分を見ている人だと思います。これにチャレンジもメモを前にボールペンは進まない。今後も折を見て、チャレンジしたい。
『叱れないおとなばかりで仲良しごっこを続けているのがいまの世の中なのかも知れません』。同感、叱る勇気を持ちたいと・・・
『親が子を叱る。先輩が後輩を叱る。先生が生徒を叱る・・・・・どんな場合でも、叱るのはそこに愛情があるからだと思います』。叱り方を学ぼう。『叱られるうちが花』も忘れずに。
新幹線グリーン車の中、『ちょっとお母さん。周りが迷惑ですから静かにさせてください』『あら~、○○クン、ダメよ。アッコさんが怒っているから。アッコさん、怖いわね~』『自分で叱れないから人のせいにする。最低ですね』
故ヨハン・ハインリッヒ・ペスタロッチ(スイス)の言葉。『家庭よ、汝は道徳上の学校である』
だんなさんから和田さんに手紙の一節。
40周年を健康で迎えられて、おめでとう!
気づいたら十年、走っていたら二十年、おとなになって三十年、やっぱりすごいな四十年。
才能だけでは四十年はムリだよね。よいスタフにめぐり合えたことに感謝だね、
生かされて生きていることを知っている人には、みんながついてくる。
和田アキ子をもっと大事にしようね・・・・大事にします。
和田さんの大好きな茨木のり子さんの詩『自分の感受性くらい』(花神社)
ぱさぱさに乾いてゆく心を
人のせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
和田アキ子 「おとなの叱り方」(PHP研究所)