おじさんの独り言
2008.12.20
クリスマスが目前です。
読売新聞に今年の十大ニュースが発表されています。中国餃子、突然の首相交代、ノーベル賞受賞が上位でした。でも、サブプライムを端にした世界不況が気になります。
いま、目の前に本が3冊。ベストセラー入りした「脳にいいことだけをやりなさい」「自分が好きです」「ありがとう」の3冊です。
3冊に共通することはポジティブ思考、プラス思考です。被害者意識にとらわれてなどネガティブ思考、マイナス思考では幸せ度は上がらない。喜びもわかないとあります。私が大事にしている言葉「向き不向きよりも前向きに」「Yes but」もプラス思考の言葉です。今後も大事にし続けたいと思います。
「脳に・・・」は、幸せ度は脳が評価するもの、その脳を活性化することで人は変わられる。つまり、幸せ度を高めることが出来るとあります。そう、被害者意識を捨て去らなければ幸せ度は上がらないと・・・
「自分が・・・」は篠栗の南蔵院住職林覚乗さんが書いた本です。
はじめに
思っているほど物事がうまくいかないで
苦しんでいるあなた
人と思いが通じずさびしい心の君も
一生懸命やっているのに他人が解ってくれないと
愚痴を言ってる人も
そんな自分と離れて生きることが出来ないのだから
自分をはげましてあげよう
自分をほめてあげよう
自分には自分しか歩けない道があるから
他人とくらべる必要はないじゃないか
元気を出して目の前の自分の現在の役割に全力で取り組もう
「ありがとう」は60歳でプロゴルファーにチャレンジ合格した古市忠夫さんのドキュメントです。古市さんの生き方も素晴らしく、支えた奥さんの素晴らしい。涙が出てきました。消防団員を長く努め、阪神神戸大震災に遭遇、多くの住民を助け、そして、再建に尽力されました。
巻末に古市忠夫さんが、慰霊碑の前で読んだ「天国への手紙」の一部を記して・・・
(略)
人の優しさ、思いやり、愛情をどれだけありがたく思ったことか
私たち運良く生き残った者の価値観が変わったよ
大切なのは、物でなく、金でもなく、名声や地位でもなく
人間の愛であり、優しさであり、人を思いやる心であり、感謝であり、積極的な心であるとわかった
でもそれがわかったとき、あまりにも大きなものを代償として喪失したよ
(略)
いま、3冊の本に出合えて感謝です。ありがとう。
アラシー(Around60:取捨五入60歳)はこれからもがんばろうと決意も新たです。
メリークリスマス!!
2008.12.03
今年ももう師走。寒くなりましたね。10日ほど前に紅葉を見に、金毘羅池に行きましたが、いまいちの感が強かったのですが、金毘羅池の周りの遊歩道散策はグー!でした。紅葉でひとつ気にかかることがあります。工場近くの銀杏並木の紅葉が遅れているようなのです。例年ですとすべてが黄色くなるところがまだ、緑の葉も目立ち、温暖化の進行が気になります。
さて、先月、グリーオニオンの樋口さんの娘さん愛ちゃんの結婚式に出席しました。アートクレフのチャペル、バージンロードを歩く愛ちゃんのウエディングドレス姿を見て、年頃の娘を持つ親として、娘のウエディングドレス姿を見たいと思いました。男親は娘を嫁にはやりたくないと言われますが、こんな思いは初めてでした。その日が1日も早く来るように念じています。愛ちゃんきれいでした。
結婚式で勉強になるのは、来賓のあいさつで新郎新婦へ贈る言葉です。宮田さんから贈られた言葉は『夫婦の絆・あいうえお』でした。愛情、意欲、笑顔、美しい言葉、思いやりです。どれもいつまでも持ち続けたい大切なことです。締めのあいさつをされた大西さんから贈られた言葉は『おーいあくま』です。何か怖い言葉のようですが、怒るな、威張るな、あきらめるな、腐るな、負けるな、です。これも人生訓としていつも心に持っておきたいことです。お二人に感謝です。新郎・新婦は覚えているかな?思い出して大事にしてほしいと思います。
アラシー(Around60:取捨五入60歳)のおじさんは、死ぬまで勉強と思っています。上記は愛ちゃんの結婚式で学んだことです。
今、『脳にいいことだけをやりなさい』という本を読んでいます。幸せ度は脳がそれをどう評価するかで決まるとあり、ポジティブ思考を推奨しています。詳細は次号に記しますが、気になる方は本を買って読んでください。
今日は午後スーパーセントウOR映画かな?
2008.11.09
久しぶりに映画へ行った。レッドクリフだ。
日本語に直して「赤壁」。つまり、中国の歴史ロマン「三国志」の「赤壁の戦い」の映画化だ。
三国志と言えば、NHKの人形劇が面白かった。その影響で、20年ほど前、吉川英治さんの全作品と読破した。今、改めて、宮城谷昌光の作品を読んでいる。この作品は発行頻度が少なく、第1巻が平成16年10月発刊、平成20年9月に第7巻が発行も最終巻はいつになるかわからない。
吉川作品は劉備玄徳が中心であったように思うが、宮城谷作品は曹操が中心に書かれている。いずれの作品にも多く諺が輝いている。三顧の礼、水魚の交わり、苦肉の策、泣いて馬謖を斬る、危急存亡の秋などなど・・・
さて、映画は100年にわたる魏、呉、蜀の三国の戦いのうち、赤壁の戦いをクローズアップしたもので、2部作。前編は80万人の曹操軍に敗れた劉備軍は孫権軍との同盟を結ぶための周愉・孔明との出会いと友情の芽生え、5万人の同盟軍で、80万人の曹操軍を迎え撃つ戦場が赤壁。
金城武が演じるのは諸葛謹孔明で劉備軍の軍師(参謀)で、孫権軍との同盟を結ぶために孫権・周愉と絡んでゆき、友情を深めていく。そして、同盟を結ぶ。周愉の妻・小喬の存在がまぶしい。
戦いの期が来たり。曹操軍の戦略は水上戦か、地上戦か。同盟軍は雌雄を決する「赤壁の戦い」の前に、曹操軍の地上戦を読み、迎え撃つのが前編のクライマックス。
関羽、張飛、超雲がそれぞれ、戦い、周愉も前線へ。結果は連合軍の大勝利に。一方、曹操軍の水上部隊は赤壁に集結、戦いの機運は高まり、いよいよ・・・・
残念ながら、以下の戦いは後編となり、来年春の公開予定。
あっという間の2時間であったが本で読む戦いと違い、迫力のある映像に満足。