おじさんの独り言
レッドクリフ
2008.11.09
久しぶりに映画へ行った。レッドクリフだ。
日本語に直して「赤壁」。つまり、中国の歴史ロマン「三国志」の「赤壁の戦い」の映画化だ。
三国志と言えば、NHKの人形劇が面白かった。その影響で、20年ほど前、吉川英治さんの全作品と読破した。今、改めて、宮城谷昌光の作品を読んでいる。この作品は発行頻度が少なく、第1巻が平成16年10月発刊、平成20年9月に第7巻が発行も最終巻はいつになるかわからない。
吉川作品は劉備玄徳が中心であったように思うが、宮城谷作品は曹操が中心に書かれている。いずれの作品にも多く諺が輝いている。三顧の礼、水魚の交わり、苦肉の策、泣いて馬謖を斬る、危急存亡の秋などなど・・・
さて、映画は100年にわたる魏、呉、蜀の三国の戦いのうち、赤壁の戦いをクローズアップしたもので、2部作。前編は80万人の曹操軍に敗れた劉備軍は孫権軍との同盟を結ぶための周愉・孔明との出会いと友情の芽生え、5万人の同盟軍で、80万人の曹操軍を迎え撃つ戦場が赤壁。
金城武が演じるのは諸葛謹孔明で劉備軍の軍師(参謀)で、孫権軍との同盟を結ぶために孫権・周愉と絡んでゆき、友情を深めていく。そして、同盟を結ぶ。周愉の妻・小喬の存在がまぶしい。
戦いの期が来たり。曹操軍の戦略は水上戦か、地上戦か。同盟軍は雌雄を決する「赤壁の戦い」の前に、曹操軍の地上戦を読み、迎え撃つのが前編のクライマックス。
関羽、張飛、超雲がそれぞれ、戦い、周愉も前線へ。結果は連合軍の大勝利に。一方、曹操軍の水上部隊は赤壁に集結、戦いの機運は高まり、いよいよ・・・・
残念ながら、以下の戦いは後編となり、来年春の公開予定。
あっという間の2時間であったが本で読む戦いと違い、迫力のある映像に満足。
前の記事「五感を使って!!」
次の記事「結婚式」
一覧に戻る