おじさんの独り言

2009.09.15

イチロー

 朝晩が涼しくなり、もう秋ですね。ウォーキングに出かけ、山田緑地などで小さな秋の探索をしていますが、まだ紅葉には早く、ツクツクボウシの声ばかりが聞こえてきます。曽根・槻田線で道端に落ちていた青い小さな栗の実を見かけました。

 昨日、イチローが9年連続200本安打の偉業を達成しました。すごいですね。誰もが賞賛していますが、9年の永木にわたった記録の裏側にあるイチローの努力に感激です。日々成長を目標としている私に大きな刺激になっています。定年後、4ヶ月が過ぎましたが、無為な時間が増えており、反省仕切りです。

 さて、日々成長を目指す私にとって、読書は一つの手段です。最近はビジネス書より、小説を多く読んでいます。本を読むときの工夫は、知らないこと、読めない漢字、気になるフレーズなどはメモすることです。直近の本から、決断に悩むとき、3日悩めとありました。参考に記します。1日目は自分の考えを肯定して悩み、2日目は徹底的に否定して悩み、3日日にその二つをぶつけて導き出した決断には結果がついてくると・・・悩める人がいれば、試してみてはどうだろう。もう一つ、弱みは隠そうとするから生まれるとありました。そうかもしれませんね。

 今回の映画鑑賞は「サブウェイ123」です。ジョントラボルタが仲間と地下鉄ジャック、お金を要求。その交渉役に指定された地下鉄配車担当のデンゼルワシントンが心理戦を展開します。タイムリミットは1時間。手に汗を握りながら引き込まれていきます。そして、ラストシーン。ジョントラボルタは大金を手に逃げます。さて、逃げ切れるか・・・次は「BALLAD/名もなき恋のうた」の観賞です。

 明日は例会の日、そして、第2回いけいけ会ゴルフ大会。12名が参加すると伺っています。皆さん、がんばってください。グリーン上で、さわやかな初秋の風を満喫してください。グッドラック。

2009.09.05

黄色い自転車

 まだまだ、暑い日が続いていますが、空は秋のようです。小さな秋の探索に出掛けたいものです。

 昨日、「僕とママの黄色い自転車」を観賞して来ました。金曜日はメンズディ男なら1000円。観賞者はわずか9人でしたが、すすり泣きの声が聞こえるいい映画でした。もちろん、私の目にも涙があふれました。
 小学生の大志が遠く離れているママに会いたい家族に内緒で新横浜から小豆島へ出かけます。パパからは、ママはパリにいるといわれているのですが、北浦郵便局消印のパパへの手紙を偶然に見つけ、ママが小豆島にいるらしいとわかり、「ママに会いたい」との一念で遠く小豆島を目指します。
 小豆島に着くまでに、若い男女の恋愛のもつれや母子家庭の同年齢の女の子との出会い、自殺をしようとしている老いた一人暮らしの年寄りと家族の葛藤なども折り込められており、感動を与えてくれました。
 大志はママに会いますが、ママは記憶をなくすという大病で、あったときは、もはや、大志と会話も出来ず、じっと車椅子に座っているばかりです。大志は叫びます。「この人はママじゃない」と泣きじゃくる大志に、聞こえてきたのは、記憶をなくす前に録音されたテープのママの声です。そっと、大志に呼び掛けます。そして、ママの手が大志の手に伸びていきます。いい映画でした。

 さて、トレビア(雑学)を一つ。
 小倉の町を流れる紫川。名前の由来がある本に載っていました。いくつかの説があり、特定するのは難しいとのことですが、トレビアとして、知ることもいいでしょう。①足立山が紫色に映え、川面に映ったこと、②平尾台が「紫の生野」と呼ばれ、むらさきそうが自生していたこと、③小倉藩主細川忠興がかっての居城丹後国宮津城のそばを流れていた紫川の名をつけた、④漁師エビスを恋する娘が藍染の木の実を流したこと、⑤源流にある紫壷にあわせた、⑥万葉集に詠まれた「企救の池」の名残紫池にあわせたとありました。
 どれももっともらしく決めるのは難しいようです。あなたはどれを採りますか。


2009.08.31

政権交代

 明日から9月、夏休みの終わりです。時の過ぎるのは早いですね。
 昨日、城井ちゃんが当選しました。林太郎君も当選です。おめでとうございます。支援してくれた仲間に感謝です。

 昨日は8時過ぎから、12時過ぎまで、開票速報に釘付けでした。投票日前の情報分析で民主党300超えが新聞書面を飾り、選挙戦後半の攻防はエスカレート、多くの国民に政治への関心を高め、開票結果に注目したのは私だけではないでしょう。
そして、投票締め切り、開票がスタート。開票0%の段階で、民主党300超えを伝えるマスコミにまさかという、驚きを禁じえず、トイレに行くのを忘れるほどにテレビ、パソコンから目が離せなかった。

 結果は自民党の大物候補の落選が伝えられ、民主党の圧勝が時々刻々と明らかになっていきました。落選した大物候補の敗因の弁は異口同音に「政権交代の逆風が厳しく」でしたが、真の敗因に言及する候補はなく、やむなしの結果だと思います。

 さて、これから、政権交代という大きな変革が始まります。戦後55年、政治に変化を求めなかった国民が始めて、政治を変えようと行動し結果だと思います。
 私の一番の期待は官僚指導から政治指導へのシステム変更です。硬直化したシステムの変更です。大いに期待したいと思います。そして、国の成長、国民の成長を期待します。長崎の福田衣里子さんの当選お礼の挨拶「皆さんと一緒に変えていきましょう」に初々しさを感じ、若い人にがんばってもらいたいと思いました。初当選の人が多く、大変だと思いますが、勉強して、公僕として成長を願っています。

 さて、もう一つ、感動を感じたことがあります。24時間テレビ「一歩を踏み出そう」で寛平さんが義足のアメリカ人が40年ぶりに走ったことです。寛平さんに勇気をもらったと言います。一歩を踏み出さないことには、変革も成長も期待できません。その意味で一歩を踏みだす勇気を大事にしたいと思います。誰も何かを成し遂げるために一歩を踏む出すことは大事です。

 今週も映画で感動探しをしたいと思います。候補作は「ぼくとママの黄色い自転車」「グッド・バット・ウィアード」「96時間」です。

 期待大 歴史を動かす この一票


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