おじさんの独り言
2009.10.12
読書の秋です。いくつかの本を読んでいます。
「風の大地」はゴルフ漫画。主人公の沖田圭介は26歳と7ヶ月。オーガスタガス田の18番、チップインバーディでトップタイに並び、プレーオフ突入も、ラウンド中に痛めた足がドクターストップとなり、無念の準優勝、痛めた足は筋肉骨膜剥離。医者の目ではラウンドできたのが奇跡だという重症。
治療に入った圭介や心配する恋人の麗子、そして、友人たちの心模様が書かれた漫画に夢中でした。
次に今ブレイク中の東野圭吾さんの「赤い指」。幼い女子殺人事件の中で、老いていく人間の心模様を見事なまでに描いた物語。痴呆を装う母、ガンと闘う元刑事と現役刑事の思いやりなど心が震えました。今、上映中の「さまよう刃」も東野圭吾さんが原作です。本とは違うに人間模様がスクリーンに描かれているようです。今週にも見に行きます。
「この一言が人生を変える。イチロー思考」はイチローの1000以上の言葉を分析したもので、多くの人生訓が並んでいます。運命を変える言葉、夢をかなえる言葉、自分に厳しくなどです。読むだけでなく、自分のものとするための行動力が必要です。
他に、北方謙三さんの「旅のいろ」、真山仁さんの「レッドゾーン」、ジョン・グリシャムさんの「策略法廷」を読みました。それぞれ、面白く勉強にもなりました。
2009.09.27
小さな秋を見つけました。今日、ウォーキングで、紫川沿いを勝山公園まで、1時間半ほど、ゆっくり歩いてきました。ススキの穂が白くなり、風に揺れていました。川沿いの桜並木は葉が黄色くなりつつあります。川辺に立って、釣り糸をたれる人を眺めているとさわやかな風が秋の到来を告げています。勝山公園の銀杏は黄色く色づき始め、1週間もすれば、真黄色に染まり、空中を舞う葉の光景が目に浮かびます。
今日は、日曜日でカヌーの試乗会が開催されており、小学生が楽しげに、懸命に櫂を動かしていました。河岸から父親、母親が声をかけ、デジカメを向けていました。いい光景です。
芝生広場はフェリーマーケットも開かれており、いつもと違い人出が多くありました。地産地消の朝市を定期的に開催すれば、もっと、多くの市民が集まるのではないでしょうか。もう少し工夫が欲しいと思います。
昨日は、ドライブがてらに門司レトロに出かけました。初めて、海峡ドラマシップを覗いてみました。海峡にまつわる歴史をほんの少し楽しんできました。展望室のフロアーは北九州市の航空写真となっています。グーグルマップで見慣れた航空写真ですが、フロアー全体の航空写真に自宅を見つけ小さな感動に満足している私がいました。関門海峡は穏やかで海を渡る秋風はのんびりと心を癒してくれます。
先週の映画鑑賞はカムイ外伝です。感動までは届きませんでした。抜忍カムイを追う追忍のドラマですが、恋もあり、2時間弱を楽しみました。
2009.09.20
景気低迷が続く中、シルバーウィークという聞きなれない連休がスタート。消費拡大・景気浮揚のきっかけになればと念じています。
そんな連休にもかかわらず、霞ヶ関は大童。今、政治から目が離せない。
鳩山政権発足から4日、新たな仕組みつくりが始まり、官僚も財界も地方首長も右往左往、期待と不安が錯綜しています。私はどれだけ無駄の排除が出来るか、鳩山政権に期待しています。でも、政治主導の本意は政治家と官僚の対立にあらず、国民主体の政治実現に閣僚・官僚の協調が求められます。
当選した代議士の8月の給与が全額支給でマスコミの話題になりましたが、これも無駄の一つ。こうした矛盾を一つ一つ着実に変えていくことが大事だと思います。
「変える」ことは難しい。しかし、「変える」ことを実行できたものだけに未来は開けます。人も組織も変革へ挑戦のときです。政治の変革に負けないように人も変わらなければならないと思います。
宋文洲さんが「仕事ができる人は負け方がうまい」という本を書いています。まだ、買っていませんが、広告によれば、①負けは投資、②負けはコスト、③負けは勉強、④勝ちへの布石とあります。ことわざ、「失敗は成功のもと」を思い起こします。私たちは負けまいと挑戦さえも避けているように思われます。人生、挑戦の連続でありたい、負けて前進、勝って前進を目指したいものです。
先週、「BALLAD 名もなき恋のうた」を観賞してきました。真一という小学生が苛めに遭遇、その場から逃げますが、逃げない勇気を持ちたいと祈るうち、戦国時代にタイムスリップ。真一は、春日の国の侍・又兵衛(草薙)と奇妙な絆が生まれます。思いを寄せる姫(新垣)は北関東の大名に見初められ、縁談を申し渡しますが、春日城主は断り、戦になります。又兵衛と姫の恋は成就するのか・・・ちょっと涙を誘う物語でした。