おじさんの独り言

剣岳

2009.07.01

 今日は、映画「剣岳」を観てきました。
 主人公は、軍の威光を保つため、地図を作るため、剣岳に登ることを命令されるわけですが、何のために地図を必要なのかと悩みます。
 地図が国民のために必要との思いに行き着き、前人未到の剣岳に挑戦します。そして、挑戦することが一番高貴(大切)なことと映画は教えてくれます。
 この剣岳を目指すのは、軍の測量部と山岳会です。この二つのチームが初登頂を競い合います。
 難攻不落の剣岳、登頂ルートが見つかりません。測量部の案内人は山に精通しており、愚直なまでに挑戦の先頭に立ちます。この案内人の息子は無謀な挑戦に反対しますが、父の平手打ちに心を打たれ、父へ子供の頃の思い出を手紙に記し、登頂成功を願います。
 そして、誰もが無謀という雪渓ルートを選択し、頂上を目前にします。そこで、案内人は登頂の栄誉を依頼人に譲ろうとします。でも、依頼人は、案内人に「あなたは仲間だ」と言い、最後まで先頭で案内を求めます。そして、軍測量部は山岳会に先駆けて、登頂に成功します。
 でも、初登頂では、なかったのです。何年も前に行者が登頂のしていることが判明し、軍は登頂をなかったものとします。
 そんな中、測量部の遅れをとった山岳部が登頂に成功、頂上から、測量をしている測量部へ手旗信号で初登頂の栄誉を送ります。「初登頂おめでとう。一人ひとりの名前を挙げて、皆さんの努力は剣岳初登頂の記録として、残るでしょう」と・・・
 測量部も手旗信号で返信します。「登頂おめでとう。仲間として祝福します」と・・・
 挑戦すること、目的をしっかりと意識すること、仲間を大事にすること、親子の愛情、夫婦の絆など学ぶことの多い、映画でした。
 随所に見られる景色・映像はポスターにしたいくらいきれいです。とりわけ、夕焼けに染まる剣岳、雲海に沈む夕日、剣岳の麓に色づいた紅葉、立山からの臨む雲海に浮かぶ富士山など、心に残りました。今週の感動でした。

 28日(日)、中島さんから電話をいただき、サニーライフの「サマーエキサイティング」(アートクレフクラブ)で出掛けてきました。会場で、久しぶりに石橋さん、武田さん、花岡さんにお会いできよかったです。洋服、カバン、ジュエリーなど多くの商品がところ狭しと、展示され、お客様も多く盛況でなりよりでした。
 年金生活になると特段欲しいものはなく、中島さんの会場案内に、恐縮でしたが、鍋コーナーの調理実演に釘付けになり、ヨシノクラフト(水巻にある会社です)の鍋5点セットを衝動買いしました。省エネ、カロリー・調味料OFFとあり、今後の食事に期待です。
 一例ですが、ゆで卵が玉じゃくし一杯の水で出来るようです。卵焼きの実演を見て、私にも簡単にオムレツも出来そうです。日頃、料理はしませんが、これを機会にちょっとチャレンジ??興味深深です。

 この日、感動がもう一つありました。ミズノオープンよみうりクラシック最終日16番の石川遼くんのイーグルでした。アートクレフに出掛けるときは15アンダーで2位と5打差で楽に優勝だと思っていたのに、TVをつけると10アンダー2位と1打差にびっくりです。ところが、16番でチップインイーグル。一瞬、強いと思ったのですが、何と入っちゃいました。神がかり、執念といいましょうか、感動です。全英でもがんばって欲しいものです。神がかりでも何でも良いですから・・・

 がっかりする話です。最近、「○○の品格」のタイトル本がベストセラー入りしています。今は「離婚の品格」が売れているそうです。読む気はしませんが、品格の言葉で思い出すのが、麻生総理大臣の笑いです。お坊ちゃまといわれながら、品格のない笑いに失望です。わが福岡県の総理大臣ですから品格高くあって欲しいと思うのですが・・・もう限界でしょうか。都議選応援で「生の麻生太郎見た人手を上げて」も軽いですね。

 そこで、サラ川を一首
 私たちの 夢を壊さないでネ 麻生さん

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