おじさんの独り言
ドラリオン
2008.05.01
61歳の記念に、家内と娘と一緒にドラリオンを観てきました。
前日に介護施設で寝たきりの母が熱を出したとの連絡で、3度目の緊急入院。会話が出来なくなりもう3年。病院に搬送された母は目で私の顔を追うだけ、呼びかけにも返事もしない。ただ横になっているだけ。熱も下がり、一安心。何とか楽しみにしていたドラリオンは観ることができた。人は不謹慎というだろうか。
母の容態が変化するたびに老人医療や介護に疑義を感じる。前回の入院時の医療総額は月80万円。自己負担は少ないが、医療総額には驚かされる。そして、「生きる」を考える。そのたびにぽっくり死ねることを願う自分を見ることになる。
母の姿にやるせなさを覚え、ドラリオンに観た訓練した人間の究極の技に興奮を覚えた今年のGW前半であった。
今日は、これから、母の見舞い、入院書類の提出の後、本を買いに行く。北方謙三著「楊令伝」とコミック「風の大地」である。
楊令伝は水滸伝の続編、中国の歴史書で、シリーズもの。すでに水滸伝が17冊、楊令伝5冊目。とにかく終わりが見えないが面白い。風の大地はゴルフ漫画。これもシリーズもので今回が46号。主人公沖田圭介のマスターズの終盤を優勝争うを描くもの。その中に何か学べればと読み続けている。
文庫本がたまって処分の予定です。すべて、一度読んだだけです。本の好きな人は声をかけてください。無料でお渡しします。
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