おじさんの独り言
おじさんの独り言
2008.02.01
早いもので、もう2月。年のせいだろうか。
狭い庭の片隅に目白が飛来し、春よ来い、春よ来いと言っているようだ。家内が山茶花の枝にみかんの輪切りを刺して、呼び寄せたものだ。そういえば、つくしが顔を出したと聞き、日1日と春が近づいてくる。もうすぐ、菜の花便りも聞かれるだろう。
しかし、久しぶりに青空を見せた今日だが、明日から、また、寒く、どんよりとした日になるという。
今年はオリンピックイヤー、大統領選など世界的なイベントのある年である。
にもかかわらず、サブプライムローンの焦げ付きが明るみに出て、景気の先行きは混沌。再生紙問題や餃子問題などの騒動も起こり、さて、どうなることやら・・。これらの出来事も暖かい春を前にした一瞬の寒さであってほしいと思う。
さて、人柄を表すたくさんの言葉があるが、その言葉をみなさんはどう思うだろう。
「ユーモアがある」といえば、輪を和ませるとか、一緒にいると楽しいとか、ユーモアの少ない私にとって、うらやましく性格・特徴だと思う。しかし、ユーモアも過ぎると「軽薄だ」とそしりを免れないかも知れない。
つまり、人の性格・特徴は過剰使用すると逆効果をもたらすことを自覚すべきということだ。以前、研修会で教わったことだが、性格や特徴は生産的使用に心がけよという教訓である。
生産的使用と過剰使用の例をあげてみよう。
思いやりは過ぎると自己抑制につながる。理想主義は非現実的になりかねない。謙虚に過ぎれば自己卑下になる。自信が過ぎれば傲慢になり、リスクへの挑戦は賭博的になる。
頑固な人は敬遠されがちだが、信念を堅持しすぎるためであり、傲慢とは自信があり過ぎるゆえである。
明るい、軽い、でしゃばり、前向き、協調性、積極性、物わかりがよい、行動が早い、力強い、粘り強いなどなど、過ぎるとどうなるか一考してみたらどうだろうか。
そして、性格改善の一助にしたいものだ。
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