おじさんの独り言

男の賞味期限

2009.03.12

 白いこぶしの花が春を告げる。桜前線も早くなるらしい。

 久しぶりに映画を見に行ったが、家内のお目当ての「おくりびと」はチケット完売で見ることができなかった。チケット売り場は長い行列でアカデミー賞受賞の効果は抜群。百瀬しのぶの小説「おくりびと」も、原作「納棺夫日記」青木新門著もベストセラーになっている。TV放映まで楽しみを取っておこう。
 私が見た映画は、ウィルスミスの「七つの贈り物」。訳のわからないストーリーで、ラストに近づき、漸く理解。自分の交通事故でなくした妻を追う自殺を図るのだが、自殺の前に7人へ心打たれる贈り物をするのだ。思わず、涙が滲むラストだった。

 さて、日経サイトのコラムに「賞味期限女子」と「女装女子」 「女を捨てる」を恐れるか、「女を装う」を楽しむのか(コラムニスト:深澤真紀さん)があった。
 興味深く読んだが、女らしさの賞味期限に振り回されるよりは「女らしさ」も「女装」なんだと割り切って「女」を面白がる方が生きやすくなると結ぶ。
 では、「男の賞味期限」はと考え込んでしまいそうだが、いけいけ会メンバーと面白く「語らいあうこと」が出来る間はまだまだ賞味期限内と思うことにした。そのために「日々成長」に挑戦を続けたい。
 「日々成長」のエキスは読書が多いが、映画やTVの中にもある。あるドラマの中で、「幸せのはひふへほ」が語られていた。
     は 半分でいい
     ひ 人並みでいい
     ふ 普通でいい
     へ 平凡でいい
     ほ 程ほどでいい
 こうしたことを聞き過ごすのではなく、メモすることが大切と考えている、そして、もう少し考える。
 「幸せのはひふへほ」、もう少し欲張りでもと、思ったりもするが・・・・

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