おじさんの独り言
話し上手になるために
2008.09.09
「女性は話し方で9割変わる」福田健著が売れている。手にとって読んでみると納得することが多く書かれている。記された話し方を心がけることで、自分自身の可能性が広がり、成長につながるとある。チャレンジしてみても損はない。
以下 福田健著「女性は話し方で9割変わる」より
詳細は本を買って読んでください。
◆ひと言の「あいさつ」が自分と相手を変える。
あいさつはコミュニケーションの出発点。あなたのあいさつがあなたの高感度をアップさせる。あいさつは誰のためにするのか、自分のためである。
◆素直に感謝できる人は感じがいい。
感謝の思いは伝える言葉は「ありがとう」。「ありがとう」も二つある。強い口調の「ありがとう!」、心を込めた「ありがろう」。1日、「ありがとう」を何回いっていますか。
何度いっても損はない。「ありがとう」のもつ魔法の力を考えてみよう。
◆「聞き上手」になれば「話し上手」になれる
「話す」ことは双方向、コミュニケーションが取れなければいけない。つまり、「話し上手」とは聞く人に理解を得て、コミュニケーションをとることなのだ。聞くことを欠いた話し手はいくら上手に話しても話し上手とは言えない。話し上手な人は話すよりも聞くことを心がけている。しっかり聞くことで、自分の話を聴いてもらえる、相手を理解することができる、相手に応じた適切な話し方が可能になる。
◆「お喋り」から実のある「会話」へ。
「女のお喋りは花が咲くけど実にならない」という人がいるが、お喋りは人とのかかわり、ふれ合っていくための基本、能力であり、必要だ。だが、そのお喋りも、●自分のことだけ、●一方的に、●長々と、では人から嫌われ、評判を落とす。花のある女性の会話に実をつけるには、●相手のことに関心を向ける、●やりとりを活発にする、●気転をきかせて短めに話す。思いやりを言葉にのせる。
◆「反論」がうまいと“存在感”のある女性になれる。
人(上司・男性)は反論を嫌うが、一方で従順ばかりの人には物足りなさを感じる。
反論があっても言わないと、●受身の姿勢が身につく、●何を考えているのかわからない人として警戒される、●自分お考え、スタンスが曖昧になって、考えない人になってしまう、●睨まれない代わりに甘く見られる、●結局、魅力のない人になる。など大きなマイナスを背負う。「プロのビジネスパーソンとは反論を感じよく言える人のことである」という人がいる。反論は言い争いのイメージを伴うが、反論しても相手を怒らせない技術として、反論のマジックフレーズを使おう。●お言葉を返すようですが、●生意気を言うようですが、●すみません、ひと言よろしいですか?●間違っているかも知れませんが、私、こう思うんです。
◆「言葉ぐせ」であなたの9割がわかる。
話し方や言葉ぐせにはその人が現れる。自分の言葉ぐせを知ることは自分を知ることにほかならない。
「別に」とつれない返事をする人がいる。<私はそんなことに興味はない、あなたなんかと違う人間よ>といった思い上がった心理が働いている。それを感じとるから言われた相手は不愉快になるのだ。「どっちでもいい」<どうでもいいじゃない、そんなこと>と関心のない言い方と取られ、人を傷つける。「でも」と言い訳から攻撃する人がいる。<恥をかきたくない>思いが「でも」に。素直に「申し訳ありません」と詫びること。
話し方を変えるのは難しい。でも、話し方も心がけで変えれるはず、自分自身の成長に向け第一歩を記そう。
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