おじさんの独り言
2011.11.15
ナイトクルーズから4日経ちました。ホームページトップの写真はこのナイトクルーズ時のものです。ギャラリーにも掲載を準備中ですが、その写真を眺めて、感動のひとときを思い出しています。
グルーズの前に若松南海岸を、旧古河鉱業若松ビル若宮館長の案内で若松南海岸を小1時間の散策をしました。大正時代の建物が残る街並みは若松の栄華のあとでした。
蛭子(恵比寿)神社の石塀には寄進者の名が彫られていますが、その寄進者が有名な方ばかりで元首相麻生太郎さんの祖父麻生太吉の名や安川、貝島などすべて読むと1時間はかかりそう。
花と龍の玉井金五郎は石炭会館の裏手に住んでいたとか、金五郎の長男勝則が火野葦平であったとか、若戸大橋の真下に島があり、若松城があったとか、知ってるつもりの郷土に新しい発見でうれしかった。
散策も終わり、いよいよ、グルーズスタートです。午後6時、日も暮れて洞海湾の水面に街明かりが揺れています。
船は第十八若戸丸。渡船の若松船着場から乗船、洞海湾奥へ向かって進む船、参加者の多くがカメラを構えています。いい写真を撮ろうと・・・私も負けじと船の中を右に左にいいアングルを探します。安物のデジカメではアップがききません。でも切ったシャッター数は100位。
心地よい風が缶ビールで火照った顔をなでて行きます。洞海湾から見る初めての景色に興奮するも暗闇で場所が特定できない。洞海湾最深部に近づき、三菱マテリアルの煙突を前に船はUターン。船着場に停泊中の大型船の明かりもきれいだ。水面に反射する光は幾筋にも揺れて幻想的だ。
漸くスペースワールドが見えてきた。残念ながら観覧車に光がなく、ライトアップされたロケットが見える。その右横には暗い夜空に向けて帆柱ケーブルカーの点線で見えます。
まだまだ思いを書き出せませんが、今、千葉の長男から子供誕生の第一報が入りました。初孫の誕生です。女の子です。うれしくて、うれしくて、他に言葉が見つかりません。
クルーズは楽しかった。孫誕生ありがとう。
2011.11.12
朝の4時半。まだ、町は起きていない。
今日は洞海湾ナイトクルーズに行く日。集合は16時15分。でも、僕の心は少年のように朝から弾んでいる。そう、もう目が覚めて朝日を待っている。
朝日を待つ床の中で、いろんな思いが頭の中を駆け巡る。
卵焼きとウィンナーのたこ、沢庵、そしてお結びが2個の弁当があれば、童心に帰るシチュエーションとして完璧だが、弁当はない。
恋する青年のシチュエーションは、夕日の中、ゆっくり洞海湾を進む船のデッキにたたずむ二人、そっと忍び寄る夜の気配。頭も心もワクワクどきどきで時の流れを楽しんでいる。
洞海湾を渡船で渡ったのはもう、30年ほど前。まして、洞海湾内のクルーズの経験はなし。どんな景色を見せてくれるのか。想像するだけで、ただただ楽しさが増してくる。たくさんの写真を撮って、みんなに見せたい。
イメージ通りのアングルがあることを祈ってる。天気は曇り、降水確率10%。
2011.09.11
第5回無法松ツーデーマーチの参加に向けて、デモウオーキングに出かけた。できれば、秋の気配を見つけたいと・・・
コースは、10km到津の森散策コース。自宅を出て、弁天町から歯科大を目指す。最初の秋の気配は蝉の声だ。熱気を運んできた蝉時雨からツクツクホウシが秋の気配を運んでくる。そして、優しい秋風が頭の上を流れる。
優しい秋風に心地よさを感じるものの歩き始めて40分を経過、Tシャツは汗でびっしょり、額の汗を拭きながら、金鶏町、八幡西区茶屋町から総合体育館へ歩が進む。
総合体育館への上り坂、ハァハァと呼吸の荒くなり、歩が緩む。左の小高いところは公園のようで、カァーンと甲高い音が聞こえる。元気にクラブを振るおじさん・おばさんがいる。以前はゲートボールだったが、今はグランドゴルフが主流らしい。
総合体育館から到津の森の遊歩道へ。ここで見つけた秋の気配はどんぐりの実。まだ、青いけれど、遊歩道を埋め尽くすくらい落ちている。思わず、立ち止まり、少年時代にタイムスリップ。こまを作ろうか、やじろべいを作ろうかと思わず実を手に。ここでもツクツクホウシが秋だ秋だと泣いているようだ。
遊歩道は登ったり、下ったり設計するものらしい。上りになるとやはり意気が弾む。何人かのウオーキング仲間が私同様に汗をかきながら歩いている。歩く姿は私よりもGood。腰に飾るウエストポーチが格好いい。100円ショップで売っているかな。
遊歩道を抜けると北九州ハイツ・交通公園だ。土曜日にもかかわらず、交通公園で遊ぶ子供は少なく、少しさみしい。交通公園から戸畑バイパスを跨ぐ歩道橋を都町へ、都町を過ぎるともうすぐ到津神社。神社前の公園では野球に高じる親子がいる。
到津神社前から到津小学校までの坂は心臓破りの坂。このコースで最大傾斜か。ゼイゼイといいながら登り終え、板櫃川へ下っていく。橋を越えると長年働いていた工場。懐かしさを覚えながら菜園場、金田、田町へ。田町ではコースを少し変えて、子供の頃遊んだ町並みを行く。
高速道路や新たな道路拡張などで町並みの変化はあるものの、懐かしさが湧き上がる。そして、子供の頃は気付かなかった光景を目にする。それは住居跡の駐車場で、正面の間口は狭く、奥行きの広いロケーションだ。間口のサイズで税金を取ったと言う名残だろうか。
我が母校思永中学校前の歩道に銀杏の実が落ちている。これも秋の気配だ。見上げるとイチョウはたわわに黄色い実をつけている。学校も校舎の立替などで昔の面影はなくなり、さみしい思いがする。
ウオーキングも勝山橋へ差し掛かり、リバーサイドコンサートに出くわす。立ち止まって、10分ほど音楽に癒される。女性2名が奏でるパーカッションは秋の気配を運んでくれそうに聞こえてくる。
この後、紫川沿いに秋の気配を探しながら自宅へと歩を進め、10kmデモウオーキングを終えた。楽しかった。でも少し疲れたかな。本番も大丈夫。